各ヴィンテージと同様、このワインは、その年の気象や天候に反映しています。2008年は、理想的な状態でブドウが成熟して素晴らしい状態で終えました。収獲は、シャンパーニュ一帯で一丸となって、9月中旬から10月初旬にかけて完璧な気候のもとで行われました。
"1810年、マダム・クリコは最初のヴィンテージ シャンパーニュを発明し、2008年、ヴーヴ・クリコは65番目のヴィンテージ シャンパーニュを発表しました。すべてのヴーヴ・クリコのシャンパーニュと同じく、ピノ・ノワール(61%)が存在感を放ち、ヴーヴ・クリコらしい骨格を作り上げます。続くシャルドネ(34%)は、優れたバランスの理想的なワインに不可欠な気品とエレガンスを添え、そしてムニエ(5%)がまろやさをもたらします。このキュヴェを完璧に仕上げるため、ブージー産のピノ・ノワールから造られた赤ワインが14%加えられます。ヴィンテージ ロゼ 2008の新たな試みとして、5%のワインの醸造と熟成を、中央フランスの森で育った木樽(foudres フードル)で行うことにより、シャンパーニュに力強さと豊かなアロマを加えています。木樽で熟成させたワインはブレンドのスパイスとなり、ほのかな木の香りやバニラの香り、トーストのアロマをもたらします。 亜硫酸塩含有。"


テイスティングノート
クリアで緊張感のあるアタックから、よりフルボディーのしっかりしたエネルギッシュな舌触りに移り変わります。 香りが完璧に響き合い、ミネラル質によって、ピノ・ノワールの誰にでも受け入れられる赤いフルーツの香り(モレロチェリー)が、シャルドネの軽くキャンディにした柑橘類のノートと合わさってあらわれます。甘いペストリーの香りがワインの長くゆっくりとした澱の上での熟成に重要な要素です。最後まで続く、果物のジューシーなフレッシュさと合わさって、タンニンの力強さが完璧なバランスで、驚くほど余韻のある、繊細でシルクのようなフィニッシュへと導きます。
明るいピンクに軽い銅が反射するような色
非常に繊細な気泡
新鮮な赤い果物(苺、ラズベリー、チェリー)
柑橘類の香り(グレープフルーツ)
シナモンとバニラの軽くスパイスしたノート
ドライフルーツとブリオッシュのノート
鴨
スモーク生ハム
牛肉のカルパッチョ
ツナ
子羊
ミモレット
熟した果実
