Madame Clicquot

マダム・クリコ
「シャンパーニュ地方の偉大なる女性(ラ・グランダム)」

バルブ・ニコル・クリコ・ポンザルダンは、1777年にシャンパーニュ地方のランスで紡績事業を営む家に生まれました。 27歳で未亡人となった彼女は、自らの運命に立ち向かい、女性起業家としての先駆者の一人となりました。 ビジネスの世界から女性が疎外されていた時代に、彼女は1772年に義父が設立した会社のトップに立ち、情熱と固い決意を持って事業を引き継ぎました。 彼女の創造性と技術革新に対する熱い思いによって、初のヴィンテージ・シャンパーニュ、動瓶台(ルミュアージュ台)、ブレンド法によって造られたロゼ・シャンパーニュといった、それまでになかった初めての多くの試みが成し遂げられました。 シャンパーニュ製造の技術革新として、生産者に広く採用された3つの発明は、近代のシャンパーニュ製造の土台となっています。 マダム・クリコは卓越したブランドに自らの名前をつけ、輝かしい世界ブランドとしました。 彼女の素晴らしい貢献が褒めたたえられ「シャンパーニュ地方の偉大なる女性(ラ・グランダム)」というニックネームがつけられました。

Madame Clicquot Portrait by Cece Philips
「品質はただひとつ、最高級だけ」

シャンパンは伝説のワインです。 メゾン ヴーヴ・クリコの歴史は、マダム・クリコの原動力であった品質に対する要求に応える伝説的なワインがその真髄をなしています。 この伝統に忠実に従うメゾンは、「品質はただひとつ、最高級だけ」のモットーに誇りを持っています。 わずか11人のセラーマスターが品質を追究し続け、そのために、力強さと複雑さというヴーヴ・クリコのスタイルが途切れることなく脈々と受け継がれています。 ヴーヴ・クリコは何よりも卓越性と品質に重きを置いています。 キュヴェからの抽出液(最初の最も貴重なプレス)のみを使用しています。