収獲

労働者の集結

ブドウの収獲だけで1000人を超える人手が必要で、ワイン圧搾で200人、その後の工程では40人が必要です。

特別なこのシーズン中は、500人以上の季節労働者が宿泊し、ヴーヴ・クリコが食事の世話をします。

この間、ブドウ園のスタッフは100%、取り入れの監視、ブドウの運搬と圧搾を主に行います。

極めて慎重に行われる収獲

ブドウの実が取り入れられて籠に入れられます。

各列は2人の取り入れ者で収獲を行い、1人は木の反対側で作業します。

房に付いたブドウの実の状態が悪かったり、私たちの最も厳しい基準を満たすために等しく十分熟していない場合は取り入れられず、そのまま残します。

籠が実で一杯になったら、50kgまで入る小型の容器に移します。小さめのサイズのほうがブドウの実が潰れることを防げるのです。

クレートがトレーラーに乗せられ、一番近いワイン圧搾センターに運ばれます。

ブドウを大切にする思い

ヴーヴ・クリコは、シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(Comité Interprofessionnel du Vin de Champagne)の規制に準拠しており、各ブドウの品種についてクリュごとに収獲日を記録しています。

そのため、各区画が全く正確な順序で収穫されます。

ヴーヴ・クリコブドウ園の全体を代表する50以上の区画が、4、5週間にわたって週に2度分析され、ブドウの実の成熟度を評価します。

このプロセスによってブドウの実の特徴を完全に理解することが可能で、差し迫る収獲を前に計画が立てられます。

果汁の味見は、ブドウの実の成熟度を決定するために同じように重要な仕事です。

各ブドウの木で味見が行われ、収穫すべき順序を決定し、テロワールの種類でも順序が決められます。