
ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ ロゼ 2008
1810年に、マダム・クリコは最初のヴィンテージ シャンパーニュを発明し、2008年にはヴーヴ・クリコはメゾンの65番目のヴィンテージ ロゼ シャンパーニュを発表しました。
他のすべてのヴーヴ・クリコ ヴィンテージと同じく、ピノ・ノワールが61%を占め、ヴーヴ・クリコらしい風味を醸し出します。シャルドネを34%、ムニエを5%を加えることによってまろやかな味を演出し、ワインとして、完璧なバランスがとれた美味しさが生まれます。 そして、キュヴェを完成させるために、ブジー産の赤ワインが14%加わります。ヴィンテージ2008年物は、中央フランスの森で育った木樽(foudres フードル)で熟成されたワインが5%ブレンドされているため、シャンパーニュに力強い味覚と豊かな香りが加わります。 これらの樽で熟成されたワインはブレンドのスパイスとなり、森林の香りやバニラの香り、ほのかな香ばしさをブレンドに加えます。
クリアで緊張感のあるアタックから、よりフルボディーのしっかりしたエネルギッシュな舌触りに移り変わります。 香りが完璧に響き合い、ミネラル質によって、ピノ・ノワールの誰にでも受け入れられる赤いフルーツの香り(モレロチェリー)が、シャルドネの軽くキャンディにした柑橘類のノートと合わさってあらわれます。甘いペストリーの香りがワインの長くゆっくりとした澱の上での熟成に重要な要素です。最後まで続く、果物のジューシーなフレッシュさと合わさって、タンニンの力強さが完璧なバランスで、驚くほど余韻のある、繊細でシルクのようなフィニッシュへと導きます。