ヴーヴ・クリコの11代目最高醸造責任者、
ディディエ・マリオッティ
17 1月 2020
大胆な女性であったマダム・クリコは、夫が亡くなった1805年、わずか27歳でその事業を引き継ぎました。
彼女は最高品質の製品を作り上げるために、常に努力し続ける要求の厳しい生産者でした。先駆者としての洞察力を持つ彼女のワインは醸造、ブレンド、テイストにおいて卓越していました。最高級のシャンパーニュを一貫して生産し続けなければならないことを見通し、熟成というアート、また、ブドウ畑を選りすぐる方法を大きく発展させたのです。
現在の11代目セラーマスターであるディディエ・マリオッティは、このビジョンを守り続ける覚悟を決めています。
メゾンの技術や独特のスタイルを存続させ、その財産であるリザーブワインやセラーを守り、シンボルであるブドウ品種「ピノ・ノワール」を使用したアイコニックなキュヴェを作り続けることによって、ヴーヴ・クリコの未来を築いていく責任を担っているのです。
